妄想型統合失調症で障害基礎年金2級が決定したケース（高松市）

相談に来られた時の状況

　入院先の病院の方に「障害年金という制度がある」と聞いたご家族様よりご相談のお電話をいただきました。数年に渡って入退院を繰り返しており、手帳は持っていないが、手続きしたいとのことでした。

センターの見解・対応

　初診が県外の病院だったので、代行して受診状況等証明書を取り寄せるところより始め、診断書は現在通院中の病院に依頼しました。
　診断書には記載漏れや修正が必要な箇所が複数あり、こちらから直接、問い合わせをし、加筆・修正を依頼して整えました。
　初診以降もずっと病状はあったようですが、障害認定日時点は通院しておらず、事後重症請求での手続きとなりました。

結果

　障害基礎年金2級の受給が決定しました。

※統合失調症の場合、ご本人様に病識が薄く、通院が途切れている方も多くいらっしゃいます。ご家族様など周りからの働きかけで障害年金の受給に結びつくかたも多いですので、一日でも早くご相談いただければと思います。そのために、「障害年金」の制度をもっと周知しなければいけないと再認識いたしております。