受給事例

20歳前障害・統合失調症で障害基礎年金2級の受給が決定したケース(高松市)

相談に来られた時の状況

 数年前にご家族様が準備して請求手続きをおこなったが不支給となり、再度、請求手続きをおこないたいとご相談にお見えになりました。

センターの見解・対応

 以前請求した際の書類をお持ちでしたので、確認いたしたところ、お伺いしていた病状よりも軽く、症状の安定した時のみを判断されたような診断書でした。
 精神を患っている方は、症状悪化時には通院できるような状態ではなく、比較的安定した時に受診しており、医師が症状を把握していないこともよくあります。診断書の記載要領にも明記されておりますが、「診察時の一時的な状態ではなく、現症日以前1年程度での障害状態の変動について、症状の好転と増悪の両方を勘案した上で」判断してもらう必要があります。

結果

 事後重症請求で障害基礎年金2級が決定、年額約78万円の受給となりました。ご家族様よりお手紙をいただきました。

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