受給事例

卵巣がんで障害共済年金3級が決定。遡及が認められ5年分約400万円、年額約80万円が受給できたケース(高松市)

相談に来られた時の状況

障害年金のことを知人から聞いて、自分も対象かどうか知りたい、とご相談に来られました。卵巣がんとなり、摘出手術や抗がん剤治療を受け、復職を目指していた時に、リンパ浮腫で足が曲げられず歩行困難になり、休職を継続。その後、がん転移で再手術を受けられました。2年近く休職し、復職したのですが、いろいろと労働制限があり、以前と同じように働くことはできず、勤務日数を減らして仕事を続けているそうです。

センターの見解・対応

現在もがんの後遺症である、リンパ浮腫等の治療を受けており、リンパ管炎発症リスクも抱え、労働制限もあることから3級の可能性はあると判断しました。
初診の病院にはカルテがないということで受診状況等証明書の取得はできませんでした。初診を確定させるために、紹介先の病院で紹介状コピーの入手を依頼しましたが「出せない」といわれたため、診療録情報開示を行い、初診年月日を確定できました。
診断書取得に時間がかかりましたが、無事、認定日請求も認められました。

結果

障害共済年金3級が決定しました。感謝の手紙もいただきました。

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