急性大動脈・大動脈瘤および合併症で障害基礎年金1級、年額約96万円が受給できたケース(高松市)
相談に来られた時の状況
10年前に障害年金の請求をしようと自分で書類を整えたが、年金事務所で「障害年金の対象ではない」と言われ、請求しなかったとのこと。合併症で様々な障害があり、3年前からは人工透析も開始したということで相談に乗ってほしいとご家族の方よりご連絡をいただきました。
センターの見解・対応
年金の納付記録を調べたところ、未納の期間も多く、15年前の大動脈解離の初診年月日をもとにしなければ厳しい状況で、大動脈解離とその他の傷病の因果関係をはっきりさせる必要がありました。論文や資料を読み、大動脈解離を基に障害年金の対象となる様々な合併症が起こる可能性があることが分かり、診断書作成前に医師にそれら因果関係の確認を取りました。確証が取れたため、診断書に因果関係の記述をお願いし、循環器障害と合併症で発症した肢体障害の診断書の2つで請求を行いました。
結果
障害基礎年金1級が決定しました。ご親族様よりお手紙をいただきました。